新東宝が1960年に公開した映画、監督は石井輝男に主役はお馴染み、天知茂に三原葉子に三ツ矢歌子とお馴染みの俳優陣。
この当時の邦画は80分前後の映画が多くてテンポがよくて集中して観れるから楽だ。
赤線とかいう売春地帯っていうのが1950年代に廃止になり、公然に売春ができなくなってその地下に潜って売春をしている処を白戦地帯や黒線地帯、黄色地帯(イエローライン)っていうみたいだけれど、その日本のアンダーグラウンド風俗を取り上げた地帯?シリーズの一本。
トップ屋って今でいうフリーの記者の天知茂はある売春組織を取材して追っていた処、逆に罠にはめられてその売春宿での密室殺人があって容疑者として追い立てられるようになる。
彼は自分の無実を晴らすのと、裏に売春組織の巨悪を追い詰める使命感で探偵宜しく、必死で警察の捜索を掻い潜りながら、仲間の新聞記者なんかの協力を得たりして、その組織の全容を暴こうと奮闘する話。
しかし、この頃の新東宝の特にDIVAの三原葉子って毎度、他の映画でもそうなんですがダイナマイトボディを魅せ付けるといいますかね、日本のブリジット・バルドーといえば言い過ぎか。
麻薬密輸など色んな悪事を働く売春組織の元締めを追っかける天知を観て、俺は後年のこれが松田優作なんかの「探偵物語」なんかに繋がっているなぁなんて思いながら、早撮りの名手石井輝男の術も素晴らしく、すぐ時間が経ってしまいましたね。アマプラにて視聴。


