カルメン・マキといえばワイら世代はOZってまあ元祖女性ハードロックシンガーなんだけれど、何年か前に歌謡ポップスChかなんかで、彼女が半生をふりかえる番組があってそこで女優を目指して、半ば家出同然で寺山修司主宰の天井桟敷に入団したらしい。
だからか?この曲の作詞は寺山修司なんですがどことなく今聴くとJacksのようなフォーク的な感じに聴こえるのは気のせいか?
なんというかご本人の出自をそのまま歌っていたのか定かじゃないけれど、ガキの頃に聴いたときに妙にしんみりした曲だなぁって印象がある。
哀歌というんですかね、こういう哀愁は日本独特の湿り気があって米国や英国他欧州の国の音には出せない日本独自の曲のような感じが受けますね。
今の邦楽にはこの湿気が足りない気がする。SIONとかイイ感じだったけどね、でも30年以上前だろ?
時には母のない子のように - カルメン・マキ