いぬ | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

いわゆる愚かな人間の隠語で密告者、もしくはごますり野郎のことをいぬという、愛犬家には申し訳ないが、この隠語自体は躾と訓練が出来ると人間に従順になるという犬の特徴をもじった隠語である。

 

この映画はむかーしに観たことがある1963年公開の仏映画のノワールですが、そのむかしに俺がTVかビデオで観たときと最近CS放送で観た感想はあんまり変わらなかった。裏切者のいぬは犬死(あんまり好きな言葉ではないが)するという教訓である。

 

一般的に日本ではフランス映画俳優は圧倒的にアラン・ドロンが人気があるが本国フランスでは、逆でジャン・ポール・ベルモントの方が人気があるらしい。コレは両者がどうのこうのではなく国民性の違いというのかな、ドロンは泥臭い部分があのスマートな風貌にあるのに対し、ベルモントはキザで粋な洒落っ気が強い部分があるのでどちらかといえば日本のミーハー人気は得にくいが映画ファンの人気は圧倒的にこちらがある。

 

ゴダールの映画でも仕事をしたジャン・ピエール・メルビル監督の粋な演出にベルモントのクールな演技が冴える乾いた感性のノワールです。

 

因みに映画の直訳は帽子なんだがそれはラストシーンで分かるのである。

 

https://youtu.be/5NnxYnOWLWc