ディスク:1
ディスク:2
1976年にウィンターランドで歴史的LIVEイヴェントが行われ78年に発表されたアナログでは3枚組だったか?の歴史的オムニバスLIVE盤にてポピュラー黄金時代の一つの終焉を収めた記録でもある。
映画は公開当時、観に行こうとしましたけど、なんか?音楽映画とは予告編を観ても思わずにスペクタクル映画と勘違いして観に行かなかった今思えば大スクリーンで味わいたかった映画化もされた名演の数々である。
後にこの映画は俺は72回は観ることとなる、何故か?VHSテープもあったけど20代後半の頃に行きつけにしていたデッド・ヘッズみたいな奴が雇われマスターしていたBARでこればかりレーザーディスクでかけていたからだ。そいつ曰くこのLIVEは映画上映時では判別できなかったニール・ヤングが鼻にコケインを詰まらせたまま登場したりとか、ステイプルズのおじいちゃんVoがマイクが滅茶苦茶離れているのにリック・ダンコーが必死にマイク近づけて歌っても全然声量が違う、アフリカンの底力を見せつけられた。御大ディランはいついかなる時にもデーンと御大然としている。マディはもう伝説過ぎて言うことなしとかまあ見どころ聴きどころ満載のLIVEなんですが、演奏シーン、録音がないリンゴ・スターやロニー・ウッドが完全脇役になるくらいのオールスターキャストはまさに一つの大きな節目になる大物が出揃ったLIVEでしょう。
まあ色んな処で考察されているLIVEですが、俺はこの時に初めて本格的なカントリーを聴いたような気はします。それまでもそういう感じの曲調のポピュラーは聴いたことはあったけど、このLIVE(実際はスタジオ収録)でエミルー・ハリスの歌声を聴いて初めてカントリーに触れたような記憶があります、と同時に大ファンになりました。後はステイプルズの歌唱(コレもスタジオ収録)でゴスペルの奥深さにも触れたような気がします。この当時はバンドは10年やればもう充分な時代でそんなに長持ちする時代ではありませんでした。今や邦楽も洋楽もバンドで30年以上持続するのも居ますがこの当時は皆無でした。そういう意味でもロビー・ロバートスン(ギター、プロデュース)が一つの時代が終わったんだって言うように寂寥感が漂う独特の雰囲気がある荘厳なLIVEではあります。
此処から40年以上の年月が経ちましたけれど、未だにポピュラーで新しい音ってPunk、Newwave、Technoくらいしかないのですが、俺ら中高年のRock馬鹿1世代を唸らせるような新しい音が今後出るのかどうかは甚だ怪しいもんだ、何も音楽だけに限るわけではなく映像や創作全てにおいて革命的なのは出にくいのは確かではある。ある種俺の中での音楽リスナーにおいての集大成のような盤である(画像はCD)。
