デッドマン | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

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1995年という年は全く、自分にとってはまあ半ばかなりの気合いを持って映画館に足を運んでいた時代でもあり、又単館ロードショーでの小品のイイ映画があった様な記憶があります。
 
単に自分が未だ今より若く感性が錆ついていなく生活がそれなりに充実していただけかもしれないが。
 
この映画は翌1996年に日本公開されてそこそこ日本でも話題になった筈だ。
 
正直、監督のジム・ジャームシュは小津安二郎を敬愛しているドイツ系映像作家らしいのだが80年代のDCブランド的なペラペラ感しか自分は正直、感じなかった人で「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を公開当時、絶賛している一般人や評論家に対しては自分は??ではあった、ただ凄い映像センスは感じましたけどね。
 
でこの映画なんですが個人的にはジョニー・デップが主演した映画の中で「シザーハンズ」、「ギルバートグレイプ」に匹敵する最高峰であり、まったくもって素晴らしいとしか言いようがないのである。
 
お話の方は会計士を目指す青年(ジョニー・デップ)がマシーンという街に勢い込んで身を投じるが仕事を得られず、酒場の乱痴気騒ぎに巻き込まれ、暴漢に銃で撃たれるが知り合った若い女セルが身を呈したため、一命は取り留めるが、重症の状態のまましかも濡れ衣の罪を着せられ、報奨金をかけられ追手に追われながら途中、ノーボディというインディアンに助けられたりしながら放浪の旅を続け、いつしか凄腕のガンマンになるというロードムーヴィーである。
 
全篇、ニール・ヤングのフィードバックのかかった演奏が流れ、幻想的な米国の19世紀?の風景とともにこの主人公がどこから出てきてどこに帰結していくのか?を追っている物語だ。
 
Rockファンとしてはイギー・ポップがチョイ役で出演していたりして嬉しくなる展開であったりする。
 
この主人公の名は英国の反逆詩人ウィリアム・ブレイクから引用されているらしく、又彼を救ったネイティヴインディアンがノーバディというのも非常に意味深で当時、映画館で観た時はどこで線引きされているのかよく分からなかったが妙に納得していた自分がいました、コレがいわゆる内容云々ではない映像のオフビート感みたいなものであろう。
 
映画館で15年以上前に一度観たきりの映画(ビデオで一度観たかも?)であるが今一度再見して色々な発見をしたい映画ではある。
 
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