イタリア人は、食べ物のにおいがつくのを嫌がります。例えば揚げ物の匂い。揚げ物を扱っているレストランなどに行って出てくると、髪の毛や洋服に匂いがしみついていたりします。そういうのをすごく気にするのです。

 

この前、会社のエレベーターの前で、「あっ食べ物の匂いがする!君か?」と言いながらもう一人の肩あたりをくんくんかいでいるのを見て、正直びっくりしました。そこまでしなくても・・・。

 

生の玉ねぎや、にんにくの入った料理、ゆで卵などを食べた後の口の匂いも気にします。なのでお弁当を持っていくのも気を使います。電子レンジで温めると匂いがしてくるので・・・。そういえば、ブロッコリーの匂いが臭いと言っていた人もいたっけ。いろいろ難しいものです。

 

でも私の会社は割と自由なようで、カレーを温めて食べている人やカップラーメンを食べている人も見かけました。みんな、どんどんいろんな匂いのするものを食べてほしいものです。そうしたら私も気にせず持っていけるかな。

 

みかんの匂いは受け入れられるようです。今はオレンジやみかんの季節なので、仕事中もデスクで食べたりして、しょっちゅう柑橘系の匂いがしてきます。

 

そういえば、イタリア人はコーヒーブレイクの時間を大切にします。仕事中も、午前中に1回、午後に1回、コーヒーを飲みに行きます。その間は仕事のことを忘れて、たわいもない会話をしながら休憩します。

 

コーヒーを飲むことをこよなく愛して大切にしているので、何か急ぎの用があったとしても、その間だけは邪魔しないように気を付けます。そういう時に何かを頼むと明らかにむっとされることが多いです。

 

話はそれましたが、イタリア人とうまくコミュニケーションをとるためにはコーヒーブレイクの時間を尊重することが大切なようです。

 

今年の夏はサルデーニャ島に行ってきました。古い付き合いの友人夫婦が結婚式を挙げたのでそれに合わせて行きました。

 

サルデーニャ島に行ったのはこれで4回目でしたが、場所によって景色や海の様子が全然違うので何度行っても面白いです。

 

今回泊まったのは島の西カブラス、結婚式は内陸のヌオーロでした。

結婚式はとてもアットホームで素敵でした。ヌオーロの市役所でサインと宣誓をし、その後アグリツーリズモに移動して、夕方から深夜にかけて食べる、飲む、話す。

出てきたプロセッコ(スパークリングワイン)が本当に美味しくて、たくさん飲んでしまいました。そうすると、なおさら話もはずみます(笑)。

ローマやミラノでの友人と、島で会うなんて、不思議な感じでした。

 

深夜になると酔いもまわってきて、音楽に合わせて踊る人々も。

 

周りにはオリーブ畑が広がり、遠くには山がそびえている、なんだか現実の世界からかけ離れているようなところでした。

結婚式場から見た風景。サルデーニャ、凄いです。

これはまだ食事が始まる前の、生演奏とアペリティフ。サルデーニャのおいしいものばかりが並んでいました。

 

娘が食べているのは島名物のカラサウ。薄いクラッカーといったところでしょうか。たくさんの人がいたので興奮して裸足で走り回っていました。

そして4回目。

 

歯医者に治療しに行くなんて、20年くらいぶりかも。

 

自分は歯磨きには凝っていて、フロスを2種類、歯ブラシも2種類(電動と普通のもの)の全部で4種類を使って毎日磨いている。虫歯なんてもうずーっとないまま。

 

ドキドキ!とっても緊張・・。

 

授乳していることを伝える。

先生が注射器を構える。ええー!?すぐ麻酔?しかも「今日は神経を取るからね」と言われる。そんなこと聞いてないよ!

 

日本ではできるだけ神経や歯を残す治療をしているのは知っているし、神経を取ってしまうと歯が死んでしまうので色が変わるというのも以前読んだことがある。

 

 

「ちょっと待ってー!神経はできるだけ取らないでー!しかも、もう麻酔するの?」

 

「麻酔はすぐしなければならないの。神経は取らなければならなかったら取るわよ」

「わ、わかりました。」

「はい、ぷすー(と麻酔を打つ)」。

(ひいいいいいい)

 

注射に弱い自分、目の前がちらちらしてきて失神寸前。

 

「ああ、もう無理。倒れそう。お産の方がよっぽど痛かったのに、それでも注射ってやっぱりだめ。」

「ちょっとリラックスしなさい。気分良くなってきた?」と3人(一人は研修医のようだ)が私をじっと見つめ、持ち直すのを待っている・・・。こんなんで全然リラックスできない(泣)。

 

そのまま3人に見つめられている方がつらいので、もう大丈夫と言い、治療開始。

 

授乳について確認すると、最初少し搾乳して捨ててから飲ませていいらしい。

あとはもう、何をされているのか知りたくないので目をつぶってひたすら口を開けることに専念。

 

治療が終わり、「今日は削って歯に詰め物をしたわよ。神経が近いところまで削れているから、これで歯が痛くなければあとは終わり。もし痛いとかしみるようだったら、来てね」と言われる。

 

 

神経取らなかったのね!まずは良かったー。

 

そして350ユーロの詰め物代も、作らないからいらないらしい。今回も無料。

 

「ほら、大丈夫だったでしょう?まったくもう」という感じで言われたので、「あなたたちだって、自分で治療するわけにはいかないから、歯科医のところに行くでしょう?」と言うとその女医さん「私は行かないわよ!」ときっぱり。

 

「へ?あなたの歯がすべて健康だから・・・?」

「いいえ・・・」

「はっ、もしかして、歯医者に行きたくないから?嫌いなの?」と聞くと笑っていた。

 

ははーん、歯医者といえども自分は歯医者には行きたくないもんなのね!じゃあ私の気持ちだってわかってくれてるじゃないの!

 

 

このまま無事にもう歯医者に行かなくて済みますように・・・。