子供の頃、妹と一緒によく見ていた番組、「グルメおばさんイギリスを行く」。原題は「Two fat ladies」(二人の太った女性)。ものすごい体格のイギリス人女性二人がサイドカーに乗り、毎回イギリスの違う場所に行き、広い素敵なキッチンで料理をするという番組。イギリスでは当時大きな反響をよんだそうです。
牧場に行って新鮮な卵を買ったりベリー摘みをしたり、にしんの燻製所に行ってキッパーの作り方を聞いたり、時には昼間からビールを飲みながら陽気におしゃべりをし、その後料理にとりかかるという、子供心にも楽しい番組でした。そこでは「ダブルクリーム」とか「バターを少し」とか言いながらドパーと入れる、なんとも豪快な、カロリーなど関係ない料理をしていたわけです。
子供の頃、アンデルセン童話とグリム童話を家でよく読み、図書館では青い鳥文庫を借りてきては読んでいた私は、その物語に出てくる「プディング」とか「黒いパン」など、どんなものなんだろうと食べてみたかったのです。
そんなこんなもあって、今回はスコットランドと北イングランドに行ってきました。私の目的は「グルメおばさんごっこ」をすること。夫はウィスキーの蒸留所がたくさんある島、アイラ島で蒸留所を見ること。
6月末から7月にかけて、猛暑のミラノから旅立ちました。はっきり言って、スコットランドは寒かったです(ミラノでいえば11月の寒さ)。でもとても興味深く、ご飯も美味しく(重たいですが)、雄大な自然を満喫できてとても楽しい旅になりました。
詳しいことは次回。これはアイラ島の砂浜で自由にくつろぐ羊たち。
