8月15日前後は、イタリアではバカンスのピーク。ギリシャや南イタリアなど、とにかく海に2週間くらい行くのがイタリア人のオーソドックスな休暇です。

 

私の同僚たちも、8月に入ると「バカンスはどこに行くの?」という会話があちこちで聞かれます。ギリシャが圧倒的に人気のようです。

 

私たちは3泊4日で北イタリアにキャンプ、2泊3日でトスカーナの友人の家に行ってきました。

8月15日はたまたまミラノにいたわけですが、娘を連れて街に繰り出してみると、案の定がらんとしています。お店も閉まっているのがほとんど。

いつも混んでいるEATALYだって、こんなにがらがら!

ゆっくりできて素敵です。娘が寝てしまったので、ここでスパークリングワインを飲みました。

 

子供の頃、妹と一緒によく見ていた番組、「グルメおばさんイギリスを行く」。原題は「Two fat ladies」(二人の太った女性)。ものすごい体格のイギリス人女性二人がサイドカーに乗り、毎回イギリスの違う場所に行き、広い素敵なキッチンで料理をするという番組。イギリスでは当時大きな反響をよんだそうです。

 

牧場に行って新鮮な卵を買ったりベリー摘みをしたり、にしんの燻製所に行ってキッパーの作り方を聞いたり、時には昼間からビールを飲みながら陽気におしゃべりをし、その後料理にとりかかるという、子供心にも楽しい番組でした。そこでは「ダブルクリーム」とか「バターを少し」とか言いながらドパーと入れる、なんとも豪快な、カロリーなど関係ない料理をしていたわけです。

 

子供の頃、アンデルセン童話とグリム童話を家でよく読み、図書館では青い鳥文庫を借りてきては読んでいた私は、その物語に出てくる「プディング」とか「黒いパン」など、どんなものなんだろうと食べてみたかったのです。

 

そんなこんなもあって、今回はスコットランドと北イングランドに行ってきました。私の目的は「グルメおばさんごっこ」をすること。夫はウィスキーの蒸留所がたくさんある島、アイラ島で蒸留所を見ること。

 

6月末から7月にかけて、猛暑のミラノから旅立ちました。はっきり言って、スコットランドは寒かったです(ミラノでいえば11月の寒さ)。でもとても興味深く、ご飯も美味しく(重たいですが)、雄大な自然を満喫できてとても楽しい旅になりました。

 

詳しいことは次回。これはアイラ島の砂浜で自由にくつろぐ羊たち。

春になりました。イタリアは夏時間になり、夕暮れもずいぶんと遅くなってきました。

 

そら豆の季節です。トスカーナに住んでいた頃、メーデー(5月1日)に大勢でピクニックに出かけたら、生のそら豆とペコリーノロマーノというチーズを一緒に食べていたのを初めて見ました。そら豆を生で食べるという発想がなかった私はびっくりしたのですが、それによく冷えた白ワインを合わせると最高だ、とよく聞きます。

 

初めて食べたときは何だか青臭くて馴染めなかったのですが、何度か食べるうちにはまってしまいました。とても美味しい。サラダに入れても良いです。ポイントは、このさやをむくと実が入っているのですがその実の周りについている皮をきちんとむくことです。大きい実はこの周りの皮が少し固くなっていて口に残ってしまいます。

 

今日は近所の八百屋でそら豆を売っているのを発見。早速購入して、家にある白ワインFalanghina(ファランギーナ)を開けて、Grana Padano(グラナパダーノ)というチーズをスライスして一緒に食べました。