3月17日はアイルランドの祝祭日、サン・パトリックデー(St. Patrick's Day)でした。
自分が昔、アイリッシュパブで働いていた頃は、この日はとにかく忙しかったけれどとっても楽しかったのを覚えています。
アイルランド人がたくさんパブに押し寄せて、とにかくビールを飲む、飲む。ペースダウンしないところがすごい。
店内がアイルランド人とイタリア人、その他の国の人々でぎっしり。アイルランド人がかなり多かったです。
みんな陽気です。ビールを飲みまくり、おならをして(時々くさい。周囲の人たちは笑いながら手で匂いを追いやっている。慣れてる!)、みんなでアイルランドの歌を合唱したり、夜遅くまで大騒ぎでした。
閉店後の店内はぐちゃぐちゃで、冷蔵庫は空っぽ、掃除や在庫の補充が大変ではありましたが、何かスポーツをした後のような充実感があったものです。汗もかいたし、たくさん動いた。
昨年のサン・パトリックデーは、イタリア人の友人を誘って、わりと近所にあるイングリッシュパブに行ってみました。ところが・・・。
いるのはイタリア人ばかり。夜が更けるにつれて人はたくさん入ってきて、生演奏などもあったりしたのですが・・・。
歌っているのはイタリア語の歌、周りは全部イタリア人。アイルランド関係ないし。イタリア人みんなノリノリだし。
全然思っていたのとちがーう!
それでもまあ、友人と楽しいひと時を過ごせたので良し。
今年は中心地にあるアイリッシュパブに行こうと思っていたのですが、家で夕飯を食べたらもう眠くなってきたし、わざわざ出ていくのも面倒になり、雨が降っていたし、結局は出かけませんでした。
来年、きちんとリサーチして中心地の、アイルランド人がいるであろうアイリッシュパブに行きたいと思います。