20190102 さくら湖釣果 | マーちゃんのブログ

マーちゃんのブログ

いつまで続くかわかりませんが釣り中心に
アップしようと思います。
ヘラブナ、マブナ、タナゴ、ワカサギ、ハゼなど
がターゲットです。

「下町ロケット」 フィッシングロボット編 

※長いので暇な方は読んでください

 

帝国重工の財前がへらぶな釣りを始めたのは遅かった

 

財前はブログで知り合ったマーちゃん製作所のマーちゃんにへらぶな釣りに誘われたのが釣りを始めたきっかけだった

 

帝国重工の仕事に追われる財前にとって釣りは心を癒す、活力の源になっていた

 

毎週1回のへらぶな釣りを楽しみにしていた財前はある日、悲劇に襲われた

 

大型トラックが運転をあやまり信号待ちの財前の車に衝突した

 

すぐに手術を受けリハビリ運動をした財前だったが神経が傷つき足に力が入らない後遺症が残った

 

釣りになかなか行けなくなった

 

ここから財前のフィッシングロボット開発が始まった

 

釣りをしたくても体力的、朝寝坊などで釣りにいけない人がいる

 

財前は考えた

 

遠隔で釣りをするフィッシングロボットがあれば救われる人が自分以外にもいるんではないか

 

GPS衛星ヤタガラスと帝国重工の誇るロボット技術を使えばなんとかなるんじゃないか

 

財前はマーちゃんにフィッシングロボット開発の協力を要請した

 

マーちゃん「財前さん、ずっと釣りに誘いたかったんですが事故のことを聞き、なかなか電話できなかったんですよ」

 

財前「マーちゃんさん、釣りへの情熱は忘れていません。体がついてこないだけです。ですので自分の代わりに釣りをするフィッシングロボットの開発に協力してもらえませんか。」

 

マーちゃんはしばらく考えた後、うなずいた

 

マーちゃん「財前さん、へらぶな釣りをロボットにやらすのは簡単じゃありませんよ」

 

財前「ありがとうございます。帝国重工の技術力、マーちゃんさんのアイデアで結果を出しますよ」

 

マーちゃんはへらぶな釣りに必要な仕様をA4コピー用紙両面に書き込み財前に手渡した

 

数ヵ月後、マーちゃんは財前からフィッシングロボットの実地試験に呼ばれた

 

印旛新川道の駅八千代前

 

財前「協力いただいた道の駅にフィッシングロボットステーションを設置しロボット6台設置しています。ネットに接続されたパソコンからの協力会員の出動要請でいつでも出動可能です。ロボットステーションは全国に50箇所設置を第一期目標にしています」

 

マーちゃんは財前から操作ルームの説明を受け、自分がやりたい本日の釣り方を設定した

 

場所は道の駅前の階段下

 

財前、マーちゃん「いけー!フィッシングロボット!もう少しだー!」

 

雨の後の印旛新川のぬかるんだ土手だったが農業用トラクター「ランドクロウ」のトランスミッションとエンジンを積んだフィッシングロボットは無事ポイントに到着した

 

設定:24尺竿

 

まだ発展途上のロボットのため、ドボンと両グルテンの縛りがある。針とハリスのサイズは選定可能。グルテン銘柄は選べる

 

マーちゃんは自分すら持っていない24尺竿をロボットが振れるのかと疑問を感じ、いじわるな設定をした

 

マーちゃんが操作ルームからタブレット端末で餌投入指令を送るとロボットはたすきぶりで餌うち

 

風速にあわせて振り方は変わるようです

 

振り込み試験と餌寄せ期待で10回ほど振り込んだ

 

その後、一投ごとにじっくり待つ

 

3Dバーチャルメガネを装着していたマーちゃんはズバッというあたりで

 

インターフェースのにぎりセンサーをさっと立てるとにぎりに重みと振動を感じた

 

マーちゃん「財前さん、これは本物の引きですよ」

 

財前はニヤリと笑った

 

財前「私もテスターとして遠隔で尺上を何枚か釣りました。その後、エンジニアと相談し引きの出方を改善したんですよ」

 

マーちゃん「やりましたね。引退したへら師ももどってくるんじゃないですか」

 

財前のスマホが鳴った

 

スマホを見た財前は言った「マーちゃんさん、亀山湖のマーちゃんさんアバターが先ほど尺半あげましたよ。写真はこれです」

 

マーちゃん「アバターですか?」

 

財前「先日、実験施設で浮きの動きに対する反応をテストしたじゃないですか。マーちゃんさんの釣り方をコピーした分身のようなフィッシングマシーンが巨べらを釣ったんですよ」

 

マーちゃん「いや、待ってください。私は釣ってないですよ」

 

財前「マーちゃんさんは急がしくて亀山湖にいけませんでしたが同じ釣り方をするフィッシングロボットが釣り上げたんです。だからマーちゃんさんの功績です」

 

マーちゃん「なんだか実感は湧いてきませんが。うれしい気分になりました」

 

財前「今晩はマーちゃんさんのおごりですよ。ちょっと玉網もって目をつぶってください」

 

マーちゃんは目を閉じた

 

1分ほどして玉網がずっしりと重くなった

 

財前「目を開けてください」

 

マーちゃん「さっき、写真で見た巨べらじゃないですか。どうしたんですか」

 

財前「高速3Dプリンターで製作した巨べらのオブジェです。サイズ形、重量ははまったく同じですよ」

 

マーちゃん「これ、もらってもいいですか。家に飾ります」

 

まだまだ課題はあるがフィッシングロボットが形になりつつあります

 

マーちゃんからの課題

 

・パーフェクト環境ボックスが欲しい(釣り場の環境をリアルに体験。どしゃぶり、積雪、強風にも対応)

・いつかはバランスで釣りたい

・竿の重さはなかなかだが玉網で魚をすくう体験もしたい

・アバターモードはインチキみたいなので食事時間やトイレ時間、睡眠時間を設定できるようにして欲しい

・ドローンで離れた場所の様子を知りたい

・釣りといったら日焼けですよね。紫外線発生装置

 

財前とマーちゃんはフィッシングロボットの名称を「モットツロウ」とした

 

もっともっと老人や病人になっても釣りをしたいという財前の願いがこめられていた

 

財前とマーちゃんの挑戦はまだまだ続く

 

 

 

過去の下町ロケット関連作品

20151223 手賀川釣果 (下向きポケット 部長 殿村直弘)

20151114 小貝川排水路、1115 小貝川排水路釣果 (掃除機のふたパッカン防止)

 

2190102

 

さくら湖6:30到着

 

銀チェロさん、謎のラーメン屋さん、昇天さん、へら吉おやじさん、Piyochichiさん、ジビさん、ながいさん、horizonさん、せきろーさん、えいちゃん、S山さん、私

 

15尺竿、段差底

 

あたりなし

 

11:00昼食でアジフライ定食

 

その後、12尺竿、浅ダナ

 

12尺竿、チョーチン

 

10尺竿、チョーチン

 

15:00終了

 

釣果なし、あたりもなし

 

ワンカップのんだのがいけなかったかな