うすっぺらな心
寒々しく冷たい。。。
悩んでいたときは
あんなに一生懸命だったのに


ふと思い出しては空を見上げる


あぁ、そういえば
月はどこに出ているのか、と。。。






寄り添う星がうらやましかった
いつも誇らしげに輝いて

でもそんな月と星を
見上げる時間が大好きだった




満月から欠け始めた頃
少しのあいだ星は離れた

そしてまた
しばらくして
やっと月がそばに来たというのに。。。







願いが叶った途端

月から

星から

心が離れた




いいよ
それでいいんだよ

忘れるのは
一生懸命になることが
他に出来たから

私たちも願っていたこと





丸みを帯びた月が包み込んでくる






淋しい自分に気づいたときに

うすっぺらな心は積み重なって行く




いつしかそれは

温もりを感じるほどに。。。







薄ければ本当が見えてしまう
でもそれでいい
知ってもらうのは
大切なことだから





本日の楓の書は『薄』






『薄』の漢字の成り立ちは
水面のように
あまねく平らに広がる草木


薄くてもそれは広く


しなやかに伸びて行けたらいいな✨✨