突然、ビーチに来ました。大きなボストンバッグを担ぎポロシャツに短パン。
海と白い砂浜。人はそう多くない。ビーチにテントを張った店があります。
そこに行くと多くの人間が一つの長テーブルを囲んでいます。
カジキ?マグロ?大きな魚がテーブルの上にあり、すでに解体されてます。
テーブルを囲んだ人たちは思い思いに柵になった魚の身肉を手にとりおじさんのところで会計し買っていきます。
僕の目の前にあるのは見事な赤身。でもところどころ斑点のようなイボのようなものがあります。
手で触るとそのイボはぽろっと落ちます。帰宅して処理して食べればよいと思い、会計に向かいます。
あ!誰かが僕が買おうとした身肉をとった?先を越された?列にテーブルを囲むようにして並んだ僕の目の前にはもうカマトロと大トロしかありません。見事なサシですが、脂っこそう。
会計します。レジはありませ。おそらくこの魚を釣ったと思われるおじさんに皆現金を支払います。このおじさん、禿げていて無精ひげ、Tシャツに短パンです。知り合いの誰にも顔は似てません。僕の番です。1,800円と言われました。2,000円のところをまけてくれました。
ああ、現金を出さなければ。バーコード決済ではないので財布からお金を数えます。1,000円札だけありました。小銭を探すと500円玉。それから100円1枚、50円2枚と探し、ようやく1,800円に。かなり時間がかかりました。おじさんと後ろに並んでいる人に何度も遅くなってすみませんと謝ります。おじさんはガラこそ悪いけど無口でニコニコと僕の遅い支払いを忍耐強く待ってくれました。
僕が支払い終わると、「はい、もうおしまい!売り切れ」と言い残しいなくなりました。
僕は破れたコンビニの袋にこれも手際悪く魚の身肉を入れます。背後から若い男がやってきて、これプレゼントとばかりオリーブオイルのような瓶を渡してくれます。それもなんとか破れたコンビニの袋に入れて最後にボストンバッグに。すでに瓶類の荷物があるので割れないか心配です。
よっこらしょっとボストンバッグを担ぎ、振り替えるとあたり一面は何もなくなりました。
そこで目が覚めました。