ホルンという楽器のほとんどが「ダブル・ホルン」という構造です。

これは長いホルンと短いホルンの2つを合わせて一つの楽器にしています。

ホルンは演奏する音域が広く、高い音は長いホルンでは音を外すリスクがあるからです。

長いホルンと短いホルンの切り替えは親指のレバーで切り替えます

 

技術の進歩により更に短いホルンをくっつけた「トリプル・ホルン」というのもあります。

三層構造です。このトリプル・ホルンが発売されるにあたり写真を見ました。

おお、美しい。それは工芸美であるだけでなく日ごろ見慣れたモビルスーツやバルキリーがフル装備したかのような勇壮な装いでした。

欲しい!絶対に買うぞ!と心に決めて試奏しました。

 

トリプルは重く、吹きこなすのもかなりの技術がいります。自分には吹きこなせない。同時に発売になったダブルホルンが高音域の抜けが良かったのでそっちにしました。

トリプルを持つという事はそれだけでもステータスでしょう。トリプルを持って上手に吹いている仲間をみると羨ましく感じます

 

さて、ハンバーガーの日。ダブルの文字をみた瞬間、トリプルにしてもらえないか?頼んでみました。

出来上がった、トリプル。おお!憧れのトリプル。

これはもはやタワーです。さいたまにタワーが!

重い!さすがにトリプル。

本来肉と対等であるはずのバンズは単にかぶりつく際の支えです。これがないと熱くて持てません。

重いトリプルを食べるにもかなりの技術がいります。このままかぶりつくと小顔の僕より大きなサイズなので鼻をやけどしそうです。

とはいえ、肉と肉汁の祭典。一気に食べ終わりました。とても美味しかったしトリプルを持てました。

 

減量中のためダブルを2つという選択をやめトリプル一つだけにしておきました。