ゴホンと言えば

最近、喉の調子が悪くよく咳き込みます。

会社終わって帰宅の途。電車かなり混んでました。

新橋駅で僕に続いて乗った男。

40代後半？痩せた体に背広とネクタイ。髪の毛はやや薄くなる兆候。

車内でも大声で電話を続けてます。

迷惑だ。

が、大きな声なので会話が聞こえます。

「そうなのよ～、困っちゃって～、もう少し待ってくださる～」

オネエ言葉だ。しかもスマホを持つての小指が立っている。

もし古い固定電話ならきっとコードを小指に巻き付けているでしょう。

迷惑は迷惑なのですが、ここは皆無視。

でも僕の喉の調子が悪く、ゴホン！

オネエ言葉の男が僕をにらみつけます。まるで僕が乗客代表で咳ばらいをしているようです。（迷惑は事実だけど）

オネエ言葉マンは続けます。「ちょっと～上野東京ラインは時間かかるの！もお！」っといらいらしながら何度も足踏みします。

ゴホン！またやっちゃった！今度はかなり怖い目で睨んできます。普通なら関わらないのが一番ですが、咳が止まりません。

咳は止まらないけど電車は東京に止まりました。オネエ言葉マンはそのまま僕を一瞥した後腰を振りながら降車しました。

良かった。恐怖の3分間でした。