語学系のアプリで知り合った広東省の女性。

お互いの言葉の作文を添削しあって成長するという健全なものです

彼女は地元広東省の日系企業で通訳として働いているようですが、自身も日中交流会などを主宰し、会合を開いています。

なぜそれを知っているかといえば、その際のスピーチや案内文の添削をまるまる投げてくるからです。

そこまで熱心だとこっちも真剣です。ちょっと違うけど意味が通じるからいいや!というのではなく徹底的に重箱の隅します。

 

さて、新年早々質問が来ました。この答えは?というもの。

「どうぞ、お召し上がりください。」に対応する会話として適当なものを、

1,まだいただいていませんよ。

2,車で来ているものですから

3,許しがたいことですね。

 

意地悪な問題です。中国語検定にもこの手の問題たくさんあります。1にミスリードするような設定です。実際に彼女も昨日行った中国人マッサージの女性も1を選びました

お召し上がりくださいと言っているのだからいただいていないのは当然です。彼女は「いただく」という言葉に食事がまだ来ていないと解釈したそうです。これもリアルでの会話では変です。

日本語学習者が習う「召し上がる」という単語にはおそらく食べるという意味のみ強調され、(酒を)飲むという意味が伝わっていないのでしょうか?なので正解は2です。酒飲んだら運転してはいけないのは日本語圏も広東省も同じです。

 

「ああ!私も一瞬で1だと思いました」彼女はWeChatで書いてきます。これもチェック。

                                                                                                

一瞬で1だと思いました=一瞬了解到1,而且猜了。

一瞬1だと思いました=一开始以为这1过错了。

 

彼女によるとこのテキスト、正解は2と書いてあるだけで解説がないそうです。

これは不親切です。こうした参考書や問題集を買う時には解説が詳しいものでないと。

は!気が付きました。解説がなく不親切なおかげでこうして若い女性に頼られ日中友好に貢献しているかと。

熱心な日本語学習者で美しい女性と楽しい時間をWeChatのやり取りで過ごしました。