僕にとってのラスボス、歯が立ちませんでした。
最初のヒアリング。前半3分の1をロスト。せっかくスピーカーに近い前の席だったのに。
何を言っているのかさっぱり分からず、途中の「蓝海」「红海」でやっと頭を埋め尽くした???が一気に開け、これは起業する際のブルーオーシャン、レッドオーシャンの事かとわかり一気にキャッチアップを試みました。
続いてのディクテ(書き取り)試験参加者90名が一斉に書きとるので部屋はまるで地鳴りが響きます。僕の席の隣のお姉さんも筆圧強く、消しゴムの際は机が大きく揺れる中書き取ります。
大腿骨が骨折したら…人類はそれでも…ひええ、もっとゆっくり話して〜

リスニング、ディクテの回答用紙提出後はリーディング。
穴埋め問題、類似語問題。全て4択だけど全部知らない単語のオンパレード。
敵の槍を過ごそうと盾を準備したらミサイルが飛んできた印象です。
中国語を勉強して10年以上、曲がりなりにも準一級持っているのにこのレベル差はなに?
なぜ見た事ない単語がここまで?これまでやってきたテキストはなに?試験の出題者はわざとこうしたテキストにない単語を選んでいる?もはや日々の学習や西川口での中国人との交流を根本的に変えないと。

ここは走为上计(逃げるに如かず)。さっさと選んで後は顧みず和訳、中訳、作文にじっくり時間を充てるようにしました。
コロナ、リモート、ニューノーマルなど教科書や辞書にはない新しい単語。教科書の勉強だけでなくネットなどでの新聞も読まないとですね。
グライダーってなんて訳す?適当に自滑机って書いたら後で見たら滑翔机でした。惜しい!

準一級までは一年に3回の試験、一級は一年一度です。合格率3%の世界。感覚が鈍らないよう来年また頑張ります。

僕の前の席で受けていた女子。
会場を出ると親御さん?が車で待っていて乗り込みました。乗り込むと大きな声でぎゃあ、難しかった!って中国語。

さて僕はこれからしばらくご褒美です。