ほぼ【略/粗】

であるが、これも副詞である。つまりあとに動詞や動作、変化を表す単語がつくべきである。

[副]全部あるいは完全にではないが、それに近い状態であるさま。だいたい。おおよそ。「物価が―2になる」「満点の出来」

 

ここでの「ほぼカニ」は全部あるいは完全にではないが、蟹にちかい状態であるさま。であり、すぐ隣に漫才の相方のように「カニではありません」と潔いツッコミを入れているが、用法として体言止めが適切かどうか疑わしい。

何か素晴らしい仕事をした際に、「俺ってほぼ神」と言いながら同僚が「神ではありません。」とすぐさま解説を入れる。そのような状況かと。

仮想通過もそうかしら「ほぼ金」「金ではありません。」