素晴らしい出会いに恵まれました。
バンド指導者研修ツアーの上海編。モデルバンドを務めてくれたのは市民吹奏楽団でした。
学校バンドでも職業バンドでもないこの団体。
プロを引退した人や自由業からなります。
さすがに小学校バンドとは違い素晴らしいパワーで、各々が自由なリズムと個性的な音程を持ち大きな唸りとなって聞こえてきます。
エアコンがあるとはいえ外気41度の上海、団員も疲れが見える中、ソリストのオーボエの方はしゃんとしていて素晴らしい演奏でした。もちろん彼がいるからこの「ガブリエル・オーボエ」を選んだのだと思います。
休憩時間に先方から話かけてきてくれました。
上海交響楽団の首席オーボエ奏者だった方で、なんと83歳。戦前の生まれでその後、大躍進や文化大革命などを経験している世代です。この年になっても素晴らしく演奏できるにはどんな練習をしているのでしょうか?
「なあに、今はたいした事やっていないよ。規則的な生活して運動しているだけさ。あ、あと基礎練習は欠かしてはだめだよ。うん、今は基礎練習がほとんどだな。」
僕も83歳まではホルン続けたいと思います。


