暑さもぐっと和らいでしのぎやすくなった上海の土曜。
天気はやや曇りがかっているけど吹き抜ける風が爽やか。


そんな日の早朝、コープランドの「市民の為のファンファーレ」が鳴る。

それに続き團伊玖磨の祝典行進曲で幕を開ける。


上海日本人学校中等部の運動会。
いたって普通に行われた。


普通に行われる事がこの国では如何に大変な事か。
ここ中国で外国人、しかも日本人の集団が集会を行う事のハードルは極めて高い。事前の根回し、警察や警備会社への要請、相当大変だったと思う。
これだけ周到に準備しても昨年は社会緊張が高まり運動会そのものを中止させられた。中止の決断を下した先生も辛いだろうが、一生に何度もない貴重な機会を奪われた学生たちの無念も大変なものだったと思う。


普通と言ったけどラジオ体操の掛け声は中国語だった。

普通に暮らせる事、普通に学校行事が出来る事、今更ながら大きな感慨と感謝。


運動会の音楽は様々。大好きなJohn Williamsのロサンゼルスオリンピックのファンファーレ&テーマもあれば流行歌も8時だよ全員集合の音楽もある。


冒頭の團伊玖磨の祝典行進曲。1959年に日本中が祝賀ムードに包まれたロイヤルウエディングの曲。これを選んだ先生の拘りとささやかな日本人としての主張を感じた。


あ、誤解のないように言っておきますけど以上の音楽は録音です。
吹奏楽部は出番なし!(中学生でコープランドのファンファーレ吹けたら凄いよね!あ、今の日本の中学生は吹けるのかな?僕は大学で吹いてひいひい言いました。ホルン音高いし。)


みんなぁ、来年は演奏しようね!


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