睡眠時無呼吸症候群な僕はCPAPという自動呼吸器を手放せない。
これは鼻につけて僕の呼吸に合わせて適切な圧力で空気を送り込む優れ物で日本では15万人の患者が使用しているという。
日本仕様のCPAP。だから中国での生活や出張では更に変圧器が必要。
そのCPAP。
広西チワン自治区は南寧のホテルで突然止まる。朝の4時。
息が出来なくなったので起きる。
どうやら空調も止まっているし部屋全体の電源が落ちている。
停電?故障?
部屋の温度がどんどん上がる。
ドアを開け廊下を見るとやはり同じような状態。
このホテルカーテンの開け閉めやトイレのフラッシュでさえ電動なのでこれは困った。
フロントに電話。
「はい、たった今電源システムのメンテナンスを行ってまして1時間停電です。後20分で電気が来ます。ご不便をおかけし申し訳ございません。」と訛りのない普通話(標準語)で応える。
ああ、そうか。
故障じゃなかったんだ。ああよかった。
・・・ってこれって普通事前に案内するものではないのか?
だんだん腹が立ってきた。
でもここは中国。仕方がない。
近くの部屋の中国人が朝の4時半だというのに停電だ!停電だ!って大声で騒いでいる。
「後20分」は結局1時間して漸く通電。
もう起きるべき時間になってしまった。




