「北京では観測史上40年に一度の暴雨に見舞われています。ここ北京首都空港では欠航を決めた便はすでに423本。足止めになった旅客は空港内で8万人。北京市は帰宅する市民の為に120台のバスを・・・」
何度も流れるテレビのニュース。同じ内容を繰り返しているのでヒアリングにはいいね!
でも首都空港のニュースを見ていて自分がまさにここで8万人の中の一人になっているとは思いもつかなかった。
朝4時に起きて広州から北京へ。3時間のフライトが早朝にも関わらず2時間遅れた。
北京での出張も大きく影響したけど着いた途端、携帯に連絡が入り上海へ帰る19:45の便がキャンセルになった事ですでに僕の命運は尽きていた。
すぐに20:00のフライトに同僚が変更してくれた。
さて、仕事を終えて再び空港へ。
20:00。上海から飛んでくるはずの機材がまだ飛んでこない。
「この便は国際線乗り継ぎも兼ねていますから欠航はあり得ません。」と、航空会社の自信たっぷりなコメント。確かに掲示板見ても僕の便だけ「欠航」の文字になっていない。うん、結構結構。
とはいえ、少なくともあと2時間以上は待たなければいけないので空港内の足裏マッサージに行き2時間たっぷり過ごす。冒頭のニュースは足裏マッサージ店でのニュース。
マッサージが終わり、入社したての新人君(中国人)が身軽に走って確認。
何と20:00の便が結局北京に2回ほど向かって引き返した。なんと「欠航」になった。
あわてて便の変更。
しかし今頃言われても・・・午後の14時まで空席がない!
空港で14時間以上も待つの?
空港ではソファで寝ている人、全面禁煙のマッサージルームでたばこをふかす人、応援団よろしく気勢を上げている集団。日付は変わってもまるで昼みたいだ。
あきらめてホテルを探す。どこも満室。
空港2FのセンターでHoliday Innを手配してもらった。動かないタクシーを使わずにホテルから(有料で)出迎えが来てくれる。
空港内カウンターでホテルの部屋代を「先払いし」、土砂降りの北京市内に戻りホテル到着。
ホテル:「予約?ええと、承っておりません!」
もうこの世に驚くことも怖がることもない。「とにかく部屋に入れさせろ!眠いし、金払っているんだ!」新人君怒鳴る。
エレベーターで新人君、学生時代専攻した日本語で「私たち、難民みたいですね。」
ううん、「みたい」ではなく難民そのものなの!
新人君のおかげで部屋にありつき何とか寝れました。
今の北京は快晴。昨日の暴雨が嘘みたい。
でも今日の中国語と太極拳のレッスンキャンセルです。ごめんなさい。
昨日は結局22時間起きてました。

