仕事が終わっていつものワインバーで気分よく酔っぱらう。
常連さんも来た。何気ない馬鹿話のなかでふと耳に留るフレーズ。
え?なに?もう一度言って!
彼曰く「自分の目線が高ければ高いほど打たれ強くなる。」
もう一度!何度も言わせてしまった。
目線が高い、つまり志が高ければ小さい事でくよくよしないって事だ。
感動した。若いころ理想に燃えていてそう言えばちょっとやそっとのストレスははじき返していたよな。
レンガを担いで運ぶ奴隷が単に「レンガを運ばされている」と思うか「世界一のお城を造っている」と思うかで大きく違う。
昔取引先に言われたっけ。部長になりたいと思ってたら部長にさえなれない。社長になりたいと思ってやっと部長くらいになれる。
凄く元気がでた。自分が強くなる必要も、心を鍛える必要もない。目線を上げればいいだけ。
教えてっくれた人は皆年下。そう言えば気がついたらホルンの先生も中国語の先生も太極拳の先生もみんな年下だ。先に生まれるのが先生なんだろうけどみんな僕より後だ。中国語では老師というがみな若い。
年下から学ぶことの方が圧倒的に多くなった僕は45歳。年下から学び続けるには、やっぱり自分が謙虚でいよう。