西安での食事会。
10名程度で個室。


気がついたら僕以外はみんな喫煙。狭い個室が真っ白に煙り目が痛い。
スーツもすでにたばこ臭くなっている。


いきなり白酒で乾杯。全員で乾杯し誰かの掛け声で一気飲みしなくてはいけない。
ここ中国では自分でちびりちびり飲むのはマナー違反。誰かに乾杯して飲み干す。

これからのより良い関係を願って、これまでの苦労をねぎらって。。あちこちで乾杯。
聞こえはいいけどそうやって「飲まなければ」いけない。


「俺の酒が飲めないのか?なら乾杯しない。以後も付き合わない。」という20年以上前の日本のノリがまだある。違うのは日本はビール。ここでは54度の白酒。
白酒を飲まない地域は上海、広州、珠海などの南の沿海部。


僕の中国人同僚は乾杯のあと何度かトイレに行き、潰れた。

僕は白酒が死ぬほど嫌いなことが伝わっていて最初の一杯以外はビールで過ごさせてもらった。こんな席でビールがOKなんて赴任以来初めてだ。


みんな酔っ払う。タバコをもったままオーバーアクションするので灰が料理に降りかかる。
魚の骨なんかは痰を吐くようにペッと床に吐き出す。


せっかくの料理が台無しだ。でもみんな気にしないし食材に対する敬意もない。
これだけ美味しい料理だからいつか煙草も白酒もない世界で親しい友人とゆっくり食べたいなあとも思う。

が、これも仕事と思って割り切ろう。


中国での食事会の唯一好きなところは早く終わること。開始から2時間。測ったように今日もサクッと終わった。フランスや日本ではありえない。


さて、上海に帰ります。今日はまともな食事。