「エペルネ村に3代続く老舗メゾン。レモンライムにクロワッサンの香りが加わり厚みのあるアロマ。マイルドな・・・以下略」


ANAの上海=成田線のシャンパーニュ。Charles Mignon Brut Grand Reserve Premiere Cru.
目の覚めるような上品で爽やかな酸味。確かにレモンライムの香りがしっかりしていてそれでいて厚みも感じる。


でもずっと悩んでいた。「クロワッサンの香り」。うーん。わからない。
この文章は機内食メニューの解説なんだけど、書いた人はプロで繊細な感覚をお持ちなんだと思う。自分にはなかなかクロワッサンがわからない。


中国に来て2年。激辛料理を食べたり、あちこちでタバコの副流煙を吸わされているから味覚や嗅覚が狂ったのかな?それが心配。


CAのお姉さんに思い切って聞く。

「あのぉ、このクロワッサンの香りってなんでしょう?」

キャビンアテンダント(CA)のお姉さん、たまたまワイン好きなのか、全員がここまで詳しいのか知らないけど見事な解説。


樽香の焼けたパンの様なこんがりとした香り、その奥にイースト菌の様な発酵した感じがしませんか?

なるほど。試してみよう。パンと一緒に飲んでなんとなく感じてきたかな?


そのCAの方、何度か様子を見に来る。

ああ、ようやくわかりました!ありがとうございます。お礼を言う。


「よかったですね。ああ、私も今飲みたいわ!」
とタイムリーなジョークを飛ばし、彼女は去って行った。