僕が太極拳を習ってる場所は大教室で受付のとなり。
仕切りもないため練習してると受付を通る人たちと目があったり、受付の声もよく聞こえる。太極拳の先生は中国語と単語レベルの英語と日本語だけなのでよくコミュニケ―ションに詰まると受付の女性が見事な日本語で助けてくれる。
今日も陳式太極拳。中国語でレッスンが続く。体もきつい。
どうやら受付でもめているようだ。ただならぬ会話が嫌でも耳に入ってくる。
受付の女性はどうやら習いに来ているレッスン生と電話でもめている。スケジュールのブッキングでトラぶったらしい。
見事な日本語で丁寧な応対だがさすが中国人、一歩も譲らない。
受付(電話中):「ですのでぇ。先日確認しました通り日曜は14-16時で予約をいただいています。ええ、確かに私があなたと直接会話させていただきました。」
相手は違った理解をしているらしい。電話口で怒鳴っているのかな?
受付(電話中):「そうおっしゃられても今からでは変更できません。本当です、確かにこの時間にお約束しています。」
語学の能力に限らず「言った、言わない」の問題は世界共通。
受付もそうだが電話口の相手も一歩も譲らない雰囲気。
僕らは太極拳のレッスンを片方の耳で中国語で聞きながら、もう片方で日本語でもめている電話を漏れ聞いていたがだんだん日本語の方に意識が行くようになってきた。
相変わらずのハーフスクワットでびっしょり汗を流しながらこの攻防を見守って(聞き守って?)いた。
そして・・・・
受付(電話中):「あのですね、○○さん!ここは一つ冷静に・・・え?あれ?あなた○○さんじゃあない?
××さん?え?ええ?あ、はい。スケジュールは・・
まったくその通りです。今までお話ししてたのは××さんだったんですね?すみませーーん!」
僕らは太極拳をやりながらずっこけた。