無色透明。傍目には水と変わりない。
匂いは穀物臭と言われてはいるがセメダイン、シンナー、石油などを思い起こす。
宴会の席で出てくるので匂いに関しては煙草とセットになって鼻に入ってくる。


これだけで気分が滅入る。

これを乾杯して一気飲み、もしくはある程度喉に入れなければならない。
本当に酒が飲めない人間や車を運転する人間はさすがにお茶で乾杯。

自分がいくらこの「白酒」は飲めない!と主張してもビールやワインを飲めるのだから飲め!
と強要。「以前一緒に飲んだ日本人は白酒を喜んで飲んでいた。だからお前も飲め!」

日本ならアルハラだが、ここ中国では一般的にみられる光景。

中国での宴会は自分のペースで飲めない。一般に自分が飲みたくなったら相手を探し適当なセリフをいって乾杯し、飲みほす。

だから自分がいま飲みたくない瞬間でも乾杯を強要される。
Aさんと乾杯終わったらそれを見ていたBさんが次に私とも。。

となる。こんな飲み方だとたとえビールでも体がもたない。

昨夜は気分が悪くなり結局エビアンを1リットル飲んだ。

一人か二人で静かにワインバーでゆっくりワインを飲む事を楽しみにしている自分には全く逆の世界。

そして拷問。

何度となく「日本に帰りたい」と思う。


そう思って今を振り返る。いいこと悪いこと天秤に掛ける。
ハウスキーピング付きのサービスアパート、会社まで地下鉄でひと駅の距離。
アパートの下には上海でも有数のイタリアン。日本の焼き鳥屋ではありえないくらい愛想のよい店。
各地で食べるさまざまな美食(四川のマーボー豆腐、重慶の火鍋)。


うーーん、やっぱり頑張ろう。口角を上げて!