重要な商談や会議の時、美味しい食べ物や飲み物を用意して有利に進めようとするのは反則だと思う。
僕は簡単に引っ掛かるから。
出来ればこうした話し合いはきっちり行い、その後一緒に美味しいものを楽しめたらいいね。
話は少し前になるが深センに出張し取引先と商談していた時、お茶がでた。
それ自体は何とい事もないし、日本でも良くある光景。他に意図はないでしょう。
出された中国茶を一口啜って気になった。
ロースト臭のある焙煎風味豊かなお茶ではあるが、香りが独特。
桃、ライチ、そして金木犀(きんもくせい)の香りまでする。
気になりだした。エスプレッソ用の小さいカップだったので一口で飲みほす。
取引先の社長は口から泡を飛ばしながら激論し、また注いでくれる。
また一口で飲みほす。気になって仕方がない。香りが素晴らしくて頭がくらくらする。
しまいに取引先の女性社員の方が傍についてくれて僕が飲むそばから注いでくれるように。
僕も飲み方が速いので飲んでは注ぎ、飲んでは注ぎ。まるで椀子そばのようだった。
商談はそれでもこちらの主張も受け入れてもらったのでうまく行ったけどこのお茶、気になって仕方がなかった。
この連休。日本からの大事な親友が来たので一緒に天山茶城へ。
いつものマダム。要件を聞く前からどんどんいろんなお茶を試飲させてくれる。
相変わらずのマシンガントーク。
欲しいお茶を説明し、写真を見せる。
そのお店にあったので購入。
白い果物、花のフレーバーが素敵。これも烏龍茶の一種らしい。
広東省の特産。
「鳳凰単叢(ほうおうたんそう)」茶という名前。
杜仲茶に続き、またまたお気に入りができてしまった。
こんなお茶を飲んでいたらいがみ合う気持も少しは静まるかな。

