僕が滞在した廈門は「アモイ」という名で知られている。
福建省の街。台湾に程近い。
暑いことは暑いのだけど海に近く熱がこもらないのかな、結構過ごしやすい。
さんさんと照りつける太陽。ポプラの並木。
大好きな南国の雰囲気。結局どこも見に行けなかったけど(←仕事で来ているので当り前です!)
この太陽を見れただけでも幸せ。
この眩しさ、会社のアメリカ支社があるアナハイムや大好きなマルセイユに似ている。
ホテルも、入ったレストランもみな笑顔が絶えない。結構庶民的なところで夕食食べたのだが小姐たちいつも笑っている。職業スマイルではなく箸が転がっても可笑しい。。そういう感じ。
渋滞がないため車も急がない。時速60キロ程度で安全運転。割りこみや急ハンドル急ブレーキもない。
空港の土産物屋。福建省の鉄観音を見ていたら小姐が寄ってきてお茶を一杯差し出した。
旨かった。
美味しいと言って紙コップを返すと2杯目を注いだ。ああ、時間がないから要らないよといっても「没関係=メイグアンシ」といって2杯目を注ぐ。
美味しそうに飲む僕の顔を見て満足そうに引き上げる。
え?「このお茶いかが?買ってよ!」って売り込まないの??
乗った中国東方航空。案の定遅れる。今回は機内で2時間待たされた。
乗客のアモイの人たち。ため息はつくけど誰も文句言わない。無駄になった時間をそれでも各自上手に潰している。
いらいらしているのは僕くらいかな?
となりの席の女性。僕が持ち込んだペットボトルの水をラッパ飲みしていると「薬を飲むのでその水ちょうだい」という。
水くらいCAに言えばもらえるのだが、そんなノリが面白くて差し出した。
更にその隣のちびまる子ちゃんそっくりのおかっぱの女の子は動かない飛行機の中で前の座席のハマジそっくりな男の子と遊んでいる。
いらいらのない、ゆっくりした世界。
いいな。自分がいかにあくせくしているかを思い知った。