上海之春国際音楽祭は毎年この時期にある音楽祭だそうだ。
万博と重なっている今年は特別版とのこと。

学生たちの吹奏楽祭の他世界各国からオーケストラが集結する演奏会の数々。

いわゆる西洋音楽のオーケストラ(ほかに民族楽器のオーケストラも盛ん)だけをとってみても
地元の上海交響楽団の他、今年は。。。。


斯図加特西南広播交響楽団(シュツッツガルト放送響 指揮:ロジャーノリントン)
英国愛楽楽団(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:アシュケナーシ)
維也納ー柏林愛楽首席重奏団(アンサンブルウイーン・ベルリン)
費城交響楽団(フィラデルフィア管弦楽団 指揮:シャルル・デュトワ)
BBC交響楽団(お、これはまんま使えるね。指揮:ジリ・ボロラベック)


すげええ!目移りしそうだ。同時にあちこちでやってるし全部聞いたらお金が持たない。
僕は今回「法国広播愛楽楽団」を聞きにいく。
これは「フランス放送フィルハーモニー管弦楽団」(通称:ラジオフランスオケ)
指揮はチョンミュンフン。


初めて行く上海大劇院。音楽庁とまったく雰囲気が違いモダンな建物。トイレも清潔。(下痢していたので)
舞台との距離間を感じない構造。席はやや狭く。通路が少ないため通り抜けが大変。


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もともと現代音楽の新作を紹介するために結成された(と聞きました。)オケだけに前半は現代曲。
第2部はムソルグスキー(ラベル)の「展覧会の絵」


素晴らしくよく鳴る弦楽器。響くなあ。こんなにバイオリンのソロって鳴るものなのか。
管楽器セクション。。

フランス語で管楽器はInstrument à vent つまり「風の楽器」。
何度か著名な演奏家のマスタークラスを見学していてもvitesse de l'air、「息のスピード」を強調して教える。
ここでも演奏家たちの息遣いがまともに聞こえてくる。息のスピードが速いせいか、フルートも、クラリネットもそして展覧会の絵で活躍するサックスも楽器は違えど同じ響きを持ち風とともに客席に届く。
一方で極めて「しなやかな」音色の金管。フランス駐在時代によく聞きに行き大好きだった音色がここでも聞けた。


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「展覧会の絵」の最中に僕の携帯に着信(当然マナーモードでした)。続いてメール。「先にホテルに戻っているから」
と第一部だけの演奏を終えたばかりのジュスタフレから連絡。

終演後、タクシーでホテルへ。首席ホルン奏者ジャンジャック・ジュスタフレと久しぶりの対面。
懐かしい。言葉に詰まる。(というか最近中国語漬けなのでフランス語が出てくるまで時間がかかった)

演奏を終えたばかりなのと時差の関係で疲れている様子。
こんなときは中華料理や和食ではなく、彼の母国の料理、フランス料理に限る。


Le Bouchonへ。久しぶり!
シェフとジュスタフレを紹介。あっという間に意気投合。フランス人のおしゃべりはどこの国の人間もかなわない。
今年59歳とは思えない食欲。よく飲みよくしゃべり、よく笑った。


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うん、楽しかった。自分にとってもっとも居心地のいい空気がここ上海にもあった。

(本人の許可を得て掲載 左がシェフのテェリー。右がホルンのジュスタフレ)


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