上海交響楽団に行くのは2回目。(上海音楽庁)
今日はオール「柴科夫斯基」プログラム。
これで「チャイコフスキー」ですって!
柴又の寅さんの親戚かと思った。
ピアノ協奏曲1番と交響曲第4番。どちらもホルン(圓号)の強奏から始まる。
最初に行ったときはベートーベンだったので今回はほぼフル編成が楽しめそう。。
ピアノ協奏曲はAllegro non troppo e molto maestoso(不太快但非常庄厳的快板)で始まり、
Allegro con spiritoに移る。このAllegro con spiritoは「精神科数的快板」と訳されてあり何か病院の受付見たい。
演奏会は進む。ピアノ協奏曲も良かったがその後の交響曲(チャイ4)が本当に素晴らしかった。
自己中心的で周囲と合わせるのが苦手といわれる中国人(あれ?フランスでも同じこと聞いたぞ)。
このオケ。アンサンブルがとても素敵。
バイオリン、チェロがどんなに熱く情熱的に演奏してもそれを支える管楽器の絶妙なアンサンブル。
特に木管楽器のハモリが美しい。フランスのオケに比べてハーモニーやサウンドの重心が低い印象。どっしりとシンフォニックな演奏。
素晴らしい演奏をしてくれた指揮者。名前を出さずにいじらせて欲しい。
元国会議員の「ハ○コー」先生そっくり。
彼を大きくして太らせたらこんな感じ?
目がでかい。カッと見開いてオケにインスピレーションを送っている姿。目が飛び出てきそう。
口も大きく開けて何かを伝えている。まさに「吠えている!」
頬や顎の贅肉が指揮をするたびに揺れる。
最後は手だけでなく両足で行進したり飛び上がったり挙句の果てに腰までつかって大熱演。(あぶらはむにーーは七人の子って宴会芸を思い出した。)
これには両親に連れてこられ今まで大人しく聞いていた少年少女も大喜び。将来の千秋真一になって腰を振ってください。
僕もこの歳になって腰を左右に振ってテンポを出す指揮者は初めて見ました。
オケは決して笑わず(当り前か!)統率をしっかり取りながら情熱的に進む。
家を出る前にレニングラード管の録音を聞いて出たがよくあるトランペットやトロンボーンしか聞こえてこない演奏と違ってしっかりアンサンブルしていた。
大活躍のホルンセクション。なんとみな七三分けに黒縁めがね。外観のアンサンブルは完璧。
でも1楽章のAs(ラのフラット)から始まるオクターブはここでも苦労しているな。。
良かった。心のどこかで中国のオケに対する認識が低かったかもしれない。
中国で仕事を開始して1か月。白酒(バイジュウ)攻撃に胃をやられ、仕事や中国生活に対するモチベーションがなくなりつつある時期に元気をもらった。
炎のように燃えたオケを聴衆は炎のように讃えた。「ブラボー!」とは言わずここでは「おう!おう!」。聴衆が一斉に「おう!おう!」何度も「おう!おう!」。
僕も熱くなった。
ちなみに炎のように。。Allegro con fuocoは「火熱的快板」。
焼き肉用のホットプレートかと思ったぜい。
