引っ越し荷物は何とかスケジュール通りにパッキング出来た。
後は東京に出るだけ。
日本最後の日にどうしてもやりたかったこと。
「のだめカンタービレ 最終楽章 前篇」を見たかった。せっかく割引券もらったし。
この時期にやっている映画館は東京では渋谷で一件だけ。引っ越し荷物をまとめて新幹線に乗って東京へ。いい時間に間に合った。
いい映画だった。楽しいストーリーと素敵な音楽。特に映画館の素晴らしい音響のためテレビではうまく聞き取れないオーケストラのチェロやコントラバス、そしてファゴットなどの微妙なニュアンスがしっかり聞き取れた。
それ以上に大画面に映し出されるパリの数々の風景。懐かしくて涙が出た。エッフェル塔や凱旋門。いままで見た旅行番組や紀行番組よりはるかにパリの美しさを映している。
シテ島、モンマルトルの丘。自分も昔あそこにいて景色を眺めていたっけ。
なぜこんなにも懐かしく切ない?
フランス在住時パリは仕事をする街であり、戦いの場だった。早朝から深夜まで仕事。休日は一日寝てたかった。
街の美しさ以上にパリの汚い所、フランス人のいやなところを散々観てきた。(特に路上にある、犬の。。。)
そんな環境だったから同じ景色を観ても美しさを感じる余裕も、楽しむ感性もなかったのか。。と改めて思う。
やはりパリはこんなにも美しい街だった。
「華の都」パリですら自分にそうした心に余裕がないと良さをわからない。ましてや「魔都」上海では本当に飲みこまれてしまうかな?
後年、上海の映像を観て後悔しないよう、これからの生活を楽しめるようにしたい。。
日本を離れる前日、そう決意させる映画だった。
すた丼。しばらく食いおさめ。(ミニサラダもつけちゃった。えへ。)
さてこれから上海に正式赴任します。帰国中お会いしたかったけど引っ越しのドタバタでお会いできなかったみなさん、ぜひ上海に来る歳はご連絡を!
これからもよろしくお願いします。
これから出発します!

