「巌窟の野獣」('39) | Marc のぷーたろー日記

「巌窟の野獣」('39)

 

ダフネ・デュ・モーリアの小説を原作とし、アルフレッド・ヒッチコック監督がハリウッド進出前にイギリスで最後に撮った冒険スリラー映画です。主演はチャールズ・ロートン、モーリン・オハラ、共演はレスリー・バンクス、ロバート・ニュートン他。

 

Wikipedia「巌窟の野獣」

 

デュ・モーリアの小説を原作としたヒッチコック作品と言えば、映画史に残る大傑作「レベッカ」('40) と「鳥」('63) がありますが、この映画に関しては原作者もヒッチコック監督本人も揃って出来に不満を述べており、ヒッチコック作品としては珍しく評価が低い作品。

 

これまでなかなか機会がなくて観ていなかったのですが、ようやく観ることができ、評価が低い理由がよく分かりました。

 

「何じゃこりゃ?!」としか言いようのない、徹頭徹尾バカバカしい話。

 

登場人物たちが揃いも揃ってバカで間抜けすぎるし、言動が支離滅裂。

 

チャールズ・ロートンの見事なまでの「気色悪い演技」や特撮など、観るべきところはそれなりにありますが、そんな良い部分を完全に打ち消してしまうほどの酷い出来。

 

ヒッチコックでもこんなつまらない映画を撮ったんだなぁという「感慨」しかありませんでした。