タンゴの後で
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過激な性描写でセンセーションを巻き起こした映画「ラストタンゴ・イン・パリ」('72) の撮影の舞台裏で起きていた悲劇を実話に基づいて映画化した伝記ドラマ映画です。主演はアナマリア・ヴァルトロメイ、共演はマット・ディロン、ジュゼッペ・マッジョ、マリー・ジラン、イヴァン・アタル他。
観る前は「ラストタンゴ・イン・パリ」の撮影の舞台裏が物語の中心になっているのかと思っていたのですが、実際には撮影のシーンはさほど多くなく、「その後」を中心とした構成になっていました。まぁ、邦題が「タンゴの後で」となってる時点でそうなっているのは明らかなんですけどね (^^;;;
「ラストタンゴ・イン・パリ」は非常に好きな映画なので、マリア・シュナイダーに起きた悲劇そのものは既にいろいろ知っていたのですが、彼女の両親がその状況にどう対応したのかについてだけは全く知らなかったので、この映画を通じて、その最悪の毒親ぶりを知って怒りしか感じませんでした。
いくら女優として独り立ちしているとは言え、まだ20歳前後の若い娘に対してあまりに無責任で冷淡。両親のどちらか一方だけでも彼女を支えてくれていたら、ここまでの悲劇にはならなかったはず。
それでも、母方の叔父とその家族、後に恋人となる女性の存在が「救い」になったのだけは本当に良かったですし、こんな悲劇が二度と起こらないことを祈るばかりです。
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