「コレット」('18) | Marc のぷーたろー日記

「コレット」('18)

 

19世紀末から20世紀前半のフランスを代表する人気女性作家コレットの波瀾万丈で自由奔放な前半生を描いた伝記映画です。主演はキーラ・ナイトレイ、共演はドミニク・ウエスト、デニース・ゴフ、エレノア・トムリンソン、フィオナ・ショウ他。

 

Wikipedia「コレット (映画)」

 

コレットについてはオードリー・ヘプバーンを見出した作家で奔放な女性だったとの知識しかなく、作品としても彼女の小説「ジジ」をミュージカル映画化した「恋の手ほどき」('58) くらいしか観たことがありませんでした。

 

そんなわけで、特に期待して観たわけではないのですが、興味深く観ることができました。

 

才能に溢れ、奔放なコレットでも、15歳も年上の夫の「呪縛」からなかなか逃れられなかったのは、若くして結婚したせいもあるのでしょうが、当時は「女性」という存在に対する固定観念がそれだけ強かったんだなぁと改めて思わされました。

 

それだけに、夫の呪縛をようやく自覚し、そこから逃れることを決心した彼女の姿は清々しいのですが、ここから彼女が本領を発揮していくわけなので、そこも映画で描いて欲しかったなぁという気もしつつ、それでは2時間程度の映画の尺にはどう考えても収まらないので、彼女が真の意味での自立をするまでにフォーカスしたのは良いアイデアだと思います。