「アイム・スティル・ヒア」('24) | Marc のぷーたろー日記

「アイム・スティル・ヒア」('24)

 

1971年1月にブラジルの元国会議員が武装集団に拉致された事件を映画化したドラマ映画です。主演はフェルナンダ・トーレス、共演はフェルナンダ・モンテネグロ、セルトン・メロ、ギリェルミ・シルヴェイラ、アントニオ・サボイア他。

 

Wikipedia「アイム・スティル・ヒア (2024年の映画)」

 

主人公である妻の逞しさにただただ感服してしまう映画でした。

 

演じるフェルナンダ・トーレスの演技は比較的抑えめで、演出も全体的に控えめなのですが、それでも母として5人の子供たちを守ろうという強い意志が画面から溢れてきます。

 

主人公が終盤で述べているように、過去の過ちを忘れては同じ過ちを繰り返してしまうというのはその通りで、軍事独裁政権の恐ろしさを後世に伝えるためにも、1人でも多くの人が観るべき映画です。

 

ただ、主人公一家は支援してくれる仲間にも恵まれ、生き抜いていくことができましたが、その一方で、もっと悲惨な境遇に追い込まれた遺族も少なくないはず。その点については映画で大きく触れられていませんが忘れてはいけないでしょう。