「死の十字路」('56) | Marc のぷーたろー日記

「死の十字路」('56)

 

江戸川乱歩の小説「十字路」を原作とし、愛人を殺そうとした妻を誤って殺してしまった会社社長の中年男性を描いたサスペンス映画です。主演は三國連太郎さん、共演は山岡久乃さん、新珠三千代さん、大坂志郎さん、芦川いづみさん、三島耕さん、安部徹さん他。

 

Wikipedia「十字路 (江戸川乱歩)」

 

元々原作自体が、乱歩ではない別人が考えたプロットをもとに乱歩が執筆したことが公になっている作品で、乱歩らしさはないのですが、この映画も乱歩らしさはほとんど感じられず。ストーリーは、今の時代となって観ると「平凡な2時間サスペンス」といった感じ。

 

が、とにかく主演の三國連太郎さんの個性と魅力が活きていて、それだけで極上の倒叙ミステリに仕上がっています。

 

倒叙ミステリ好きなら一見の価値はあるでしょう。