「殺人鬼ジョン・ゲイシー〜仮面を被った悪魔〜」('25) | Marc のぷーたろー日記

「殺人鬼ジョン・ゲイシー〜仮面を被った悪魔〜」('25)

 

1970年代に全米を震撼させた実在のシリアルキラー「キラークラウン(殺人ピエロ)」ことジョン・ゲイシーが起こした事件の捜査から死刑執行までを、被害者たちの背景とともに描いたサスペンススリラードラマシリーズ全8話です。主演はマイケル・チャーナス、共演はガブリエル・ルナ、マイケル・アンガラノ、ジェームズ・バッジ・デール、マリン・アイルランド、クリス・サリヴァン他。

 

Wikipedia「ジョン・ゲイシー」

 

予想以上に観応えがありました。

 

これまでホラー映画など、様々な作品で取り上げられてきた題材を、21世紀の今の時代に映像化する意味や意図は明確。これまで散々描かれてきた事件そのもののホラー映画的残酷さの表現を意図的に控えめにし、事件当時「男娼や同性愛者が快楽を求めたために被害に遭ったのは自業自得」とされた被害者たちの名誉を回復することを目的とした脚本はグッド!

 

また、さほど緻密ではない雑な事件だったにもかかわらず、何年も事件が見過ごされてきた社会的、制度的問題にも踏み込むなど「社会派」の要素があるのもいい。

 

キャストも地味ながら充実しており、特にジェームズ・バッジ・デールとクリス・サリヴァンは(僕にとっての)既存のイメージとは異なる新鮮な魅力を見せていて印象的でした。