「炎628」('85) | Marc のぷーたろー日記

「炎628」('85)

 

第2次世界大戦中、当時ドイツ占領下のベラルーシの村からパルチザン部隊に加わった1人の少年が目にした戦場の地獄を描いたソ連製の戦争映画です。主演はアレクセイ・クラフチェンコ、共演はオリガ・ミローノワ、ウラダス・バグドナス、リュボミラス・ラウツァヴィチュス他。

 

Wikipedia「炎628」

 

中盤までは全く物語に入り込めませんでした…。

 

長回しを多用したロケ撮影で没入感を得られるリアルな撮り方をしていながら、役者の演技やその見せ方が舞台劇調の大仰なものなので、そのギャップにどうしても馴染めず…。

 

しかし観ていくうちに、この現実離れした演技は、目の前で起きている残虐な出来事の「現実とは思えない」おぞましさを表現しているのだと解釈することで納得し、ようやく物語に集中することができました。

 

とにかく、ストーリーに釈然としないところはありましたが、それでも、ただただおぞましい話で胸を抉られました…。

 

ナチスドイツ軍の残虐さを描くとともに、それに対する復讐の残虐さも描き、戦争が生む「狂気」を赤裸々に描いているのは見事。

 

2度、3度と繰り返して観たくなるような映画ではありませんが、1度は観ておくべき映画でしょう。