「ジョイランド わたしの願い」('22) | Marc のぷーたろー日記

「ジョイランド わたしの願い」('22)

 

パキスタンの保守的な家庭に生まれ育った既婚男性が、トランスジェンダー女性と出会ったことをきっかけに家父長制の伝統的価値観と自由な生き方の板挟みとなって苦悩するさまを描いたドラマ映画です。主演はアリ・ジュネージョー、共演はラスティ・ファルーク、アリーナ・ハーン、サルワット・ギーラーニ、ソハイル・サミール他。

 

個々のエピソードは悪くないんだけれど、全体の構成やバランスに違和感。

 

こういう結末に持って来るなら、もっと主人公の妻の描写を増やすべきだし、そもそも主人公とトランスジェンダー女性の関係は、この物語で本当に必要だったのか? と思ってしまうほど、中途半端な描き方ブー

 

イスラム教国のパキスタンでトランスジェンダー女性を物語の中心に据えた映画が作られたこと自体が画期的で、それ故に高い評価を得てるんでしょうけど、そういうバイアスを外して客観的に1本の映画として観ると、決して出来のいい映画なんかじゃないです。過大評価もいいとこ。