「うず潮」('75) | Marc のぷーたろー日記

「うず潮」('75)

 

大富豪との結婚寸前に逃げ出した女性歌手と孤島で暮らす不思議な男性の出会いと恋のトラブルを描いたロマンティックコメディです。主演はイヴ・モンタン、カトリーヌ・ドヌーヴ、共演はルイジ・ヴァヌッチ、トニー・ロバーツ、ダナ・ウィンター他。

 

Wikipedia「うず潮 (1975年の映画)」

 

主人公の男性が、本人としては全てを捨てて自分1人の力で生活しているつもりが、実はそうではなかったことが明らかになるあたりからの展開はそれなりに楽しめましたが、そこに至るまでは本当に苦痛。

 

コメディの場合、確かに序盤で登場人物のキャラクターを印象付けるためや、特殊な状況に持っていくための方便として、登場人物たちに極端な言動を取らせることが多いのですが、この作品ではあまりに度を超えていてドン引き。

 

ヒロインの婚約者も相当のサイコパスですが、とにかくヒロインの言動が酷すぎて笑えないどころか憎悪しか感じず。そんな「異常者」なヒロインに振り回される主人公のお人好しぶりにもイライラ。

 

ただ、デジタルリマスタリングした映像は美しく、特に海の美しさには目を奪われます。それだけでも観た甲斐はあったかもしれません。

 

ところで、主人公を演じたイヴ・モンタンは、自分が持っているイメージとはちょっと違っていて、最初はイヴ・モンタンと気づかなかったほど。そして意外だったのは、髭を生やしていると年齢相応の「ナイスミドル」に見えるのに、髭を綺麗に剃ってしまうと急に「おじいちゃん」に見えちゃったこと。一般的には髭がある方が老けて見るはずですけど、役のせいもあるとは言え、ちょっと驚きました。