「ブラック・ウィドウ〜危険な妻たち〜」('16-'17) | Marc のぷーたろー日記

「ブラック・ウィドウ〜危険な妻たち〜」('16-'17)

 

 

夫たちをまとめて爆殺した親友同士の3人の妻たちに迫る危機を描いたサスペンス・スリラーの第1、第2シーズン全16話です。主演はセシリア・フォルス、シヌーヴ・マコディ・ルンド、ビアテ・ビッレ、共演はキッレ・ヘルム、ピーター・ストーメア、ケン・ヴィセゴー、モンス・ナターネルソン、ヨーナス・カールソン、ダニロ・ベヤラノ他。

 

全16話を完走できたということは、それなりに楽しめたってことではあるのだけれど、いくらコメディテイストとは言え、ツッコミどころしかなかったなぁ…。

 

主人公3人は犯罪のプロじゃないので完璧でないのは当然だけれど、呆れるようなドジばかり踏み、そのたびに窮地に陥るものの、全てが「運良く」難を逃れるという展開ばかりなのには「脚本、手抜きすぎだろ!!」と文句を言いたくなります。

 

また、第1シーズンで重要だったはずのキャラクターが、第2シーズンでは初めから存在しなかったかのような扱いで完全スルーなのも雑。

 

それに、やってることの鬼畜ぶりに対して、ほとんど罪悪感を抱いていないノーテンキな主人公たちのサイコパスなキャラクターのせいで、コメディ部分は全く笑えないし。

 

娯楽作品として出来が悪いとまでは思いませんが、気になることばかりで最後まで入り込めませんでした。