「アルティメット・サイクロン」('15) | Marc のぷーたろー日記

「アルティメット・サイクロン」('15)

 

大嵐が迫る中、大型送電線のベテラン架線作業員(ラインマン)が、娘同然に育てた姪の命と都市のライフラインを守るために決死の作業を続ける姿を描いた災害アクションです。主演はジョン・トラヴォルタ、共演はケイト・ボスワース、デヴォン・サワ、ジュリー・ベンツ、ギル・ベロウズ、シャロン・ストーン他。

 

Wikipedia「アルティメット・サイクロン」

 

趣旨は素晴らしい。

 

人々の生活を守るために日夜命懸けで働いている「ラインマン」の仕事ぶりはもちろん、事故で亡くなる人も少なくない現実、そして亡くなったラインマンを追悼し、遺族を支援するための基金が存在することを世の中に広く知ってもらうのは意味のあることだと思います。

 

が、ストーリーがあまりに酷い…。

 

ハリウッドらしい陳腐なラブストーリーを絡めるのはまだしも、PTSDに苦しむ復員兵やストーカーなど、この物語に全く必要とは思えない要素が多すぎる上に、それらがストーリーとして全くまとまっていないので支離滅裂。

 

良い題材なのに、これでは台無しダウン

 

関係者が多すぎて、その希望や意見を尊重しすぎた結果なんでしょうけど、それにしても本当に酷い出来。