「ある人形使い一家の肖像」('23) | Marc のぷーたろー日記

「ある人形使い一家の肖像」('23)

 

各地を旅して公演をする昔ながらの人形劇団を経営する父親の死をきっかけに、劇団一家が直面する困難や苦悩を、3世代の古風な「家族愛」を通して描いたドラマ映画です。主演はルイ・ガレル、共演はダミアン・モンジャン、エステール・ガレル、レナ・ガレル、オーレリアン・ルコワン他。

 

切ない話を重苦しく描くのではなく、童話のような、まさに「人形劇」のようなタッチで描き、最後は前向きに爽やかに終わる物語は確かに「いい話」だとは思います。

 

でも、それ以上でもそれ以下でもなく、これといって魅力的な登場人物がいるわけでもないので、とにかく「普通」という感じ。一晩寝たら、観たこと自体を忘れちゃいそう。