「彼女のいない部屋」('21) | Marc のぷーたろー日記

「彼女のいない部屋」('21)

 

ある朝突然、夫と幼い子どもたちを残して家を出て行った女性の心情を描いた実験的ドラマ映画です。主演はヴィッキー・クリープス、共演はアリエ・ワルトアルテ、アンヌ=ソフィ・ボーエン=シャテ、サシャ・アルディリ、ジュリエット・バンヴニスト他。

 

胸の痛む話でした…。

 

初めは主人公の情緒不安定な部分が強調されていて「うわぁ…」という嫌悪感しか抱けなかったのですが、すぐに真相が明らかになると、その後はただただ切なく悲しい物語に。

 

夢や妄想、現実がシームレスに繋がっている上に時系列をシャッフルしているので、とにかくわかりづらいのですが、そのわかりづらさが主人公の現実を受け止めきれない心の混乱をそのまま表していて、その表現の仕方には「なるほど」という気持ちに。

 

基本的に辛い話で「面白い」映画ではありませんが、こういう表現の仕方は新鮮で、これぞまさに「実験映画」でした。

 

それにしても、夫役のアリエ・ワルトアルテは、この映画では「ワイルド化したブラッドリー・クーパー」に見えて仕方ありませんでした (^^;;;

 

他の作品では全く似てないんですけどね (^^)