「C.R.A.Z.Y.」('05) | Marc のぷーたろー日記

「C.R.A.Z.Y.」('05)

 

1960年代から1980年代のカナダ・ケベックを舞台に、保守的な父親と4人の兄弟に囲まれながら育った青年が、自らの性的アイデンティティの揺らぎに苦悩するさまを描き、ジャン=マルク・ヴァレ監督の出世作となった青春映画です。主演はマルク=アンドレ・グロンダン、共演はミシェル・コテ、ダニエル・プルール、ピエール=リュック・ブリアン、エミール・ヴァレ他。

 

2005年の映画としてはここまでが限界だったのかなという感じ。悪くはないけれど、今の感覚からすると、主人公の揺らぎの描写が表面的で踏み込みがちょっと浅い感じ。

 

また、エンドクレジットでタイトル(原題同じ)「C.R.A.Z.Y.」の意味が明確にわかるようにしているのは良かったのですが、それならば、主人公の4人の兄弟それぞれをもっと踏み込んで描くべき。もちろん、それでは尺が足りないのはわかりますが、これもまた中途半端に見えてしまうのです。

 

評価の高い映画なので期待値が高すぎたのかもしれませんし、2005年の公開当時に観ていれば、もっと素直に「いい映画だなぁ」と思えたのかもしれません。それがちょっと残念。