「キネマの神様」('21)

キネマの神様

原田マハさんの同名小説を原作とし、昔の撮影所で映画監督を目指す青年と、現在の彼を交錯させて描いた、山田洋次監督による人間ドラマです。主演は沢田研二さん、菅田将暉さん、共演は永野芽郁さん、野田洋次郎さん、北川景子さん、寺島しのぶさん、小林稔侍さん、宮本信子さん他。

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観る前から嫌な予感はしていたのですが、想像以上に僕が大嫌いな話でした。

こういうバカ男を「赦す」話が大嫌い。

そんなバカ男に惚れて別れられないバカ女をあたかも「いい女」のように描く話が大嫌い。

物語としては定番中の定番のキャラクター設定ですが、本当に嫌いなのです。

それでも、こういうキャラクターが生み出され続けるのは世の中の多くの人がこういうバカな男女に何らかの憧れのようなものを抱いているってことなのでしょう。きっとこの映画も好きな人は多いはず。

観るんじゃなかったと激しく後悔しました…。