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世界中でリメイクされているイタリアのコメディ映画「おとなの事情」('16) の日本版リメイクです。出演は東山紀之さん、常盤貴子さん、鈴木保奈美さん、益岡徹さん、田口浩正さん、木南晴夏さん、淵上泰史さん他。
観る前から予想はしていたけれど、それを遥かに上回る酷い出来。
この映画の作り手はオリジナルのイタリア映画の脚本の意味も内容も全く理解していないことが明らか。
どうして「感動的ないい話」っぽく終わらせる必要があるんでしょう?
パーティ文化のない日本を舞台にしているために、登場人物らの関係に何らかの特別な設定が必要だったのはわかりますが、そのために用意した設定がとにかくありえない。
また、オリジナルの脚本にある「月の魔力」とでも言うべきファンタジックな要素を完全に無視したのも意味不明。確かに日本人にはわかりづらいのかもしれないけれど、最も重要なこの部分を無視してしまったら、もはやリメイクじゃないでしょう。
これは本当に観なくていい映画です。
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