「39 刑法第三十九条」('99) | Marc のぷーたろー日記

「39 刑法第三十九条」('99)

 

凶悪な殺人事件の被告男性が多重人格を装っていると考えた精神鑑定人の女性が真実に迫る姿を描いた法廷サスペンス映画です。主演は鈴木京香さん、堤真一さん、共演は岸部一徳さん、樹木希林さん、吉田日出子さん、山本未來さん、勝村政信さん、國村隼さん、江守徹さん、杉浦直樹さん他。

 

Wikipedia「39 刑法第三十九条」

 

非常に好みの題材でそれなりに観応えはあったのですが、視聴がかなり苦痛な映画でした orz

 

内容が、というよりも、主だった登場人物がことごとく観る者に不快感を与える人物として描かれていて、しかも演じる役者さんたちがそれを少々オーバーに演じているため、全編通して不快感の方が映画の内容そのものよりも前面に出てしまっていたのです…。

 

また、終盤の展開のあっけなさ、限られた尺の中で収めるためとしか思えないご都合主義にもダウン

 

映画として出来が悪いとまでは言わないのですが、僕にとっては好みの題材で、しかもそれなりに悪くない内容だっただけに、逆に満足できない部分が際立ってしまったのです。ちょっと残念。