WOWOW連続ドラマW「かなたの子」('13)

過去に闇を抱えた人々の姿を描いた角田光代さんの同名短編小説集をドラマ化した作品です。出演は坂井真紀さん、井浦新さん、宮﨑将さん、満島ひかりさん、永瀬正敏さん、藤村志保さん他。

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原作は未読ですが、ストーリーは典型的「文学」作品だなぁという印象。

人は誰もが、些細なことの積み重ねや間の悪さ、不運、そして「魔が差した」ことから、許されない罪を引き起こしてしまう危うさを真正面から描いています。

ただ、自分のペースで読める小説ならともかく、こういうストーリーを奇をてらうことなく、真正直に映像化してストレートに見せられると、相当に辛いものがあります。

比較的僕好みの題材でしたが、あまりにヘビー過ぎて、他人に積極的にお勧めするのは憚られるドラマですね (^^;;;