NHK土曜ドラマ「七つの会議」('13)

中堅メーカーを舞台に、万年係長が年下の上司によるパワハラを告発したことをきっかけに暴かれる企業の秘密を描いた池井戸潤さんの同名小説を原作とした企業サスペンスです。主演は東山紀之さん、共演は吉田鋼太郎さん、眞島秀和さん、山崎樹範さん、戸田菜穂さん、温水洋一さん、豊原功補さん、石橋凌さん、長塚京三さん他。

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→ Wikipedia「七つの会議」

原作は未読。でも池井戸潤さんの原作ならつまらないわけがないという「思い込み」で観始めてみました。

「面白い」というよりも、「切ない」気持ちに…。

「リコール隠し」の裏にある人間ドラマが赤裸々に描かれていて、「もし自分がその渦中に巻き込まれたら」という視点で観ていた人も多いはず。僕は勤め人ではないですが、そんな僕でも「もしお前が主人公の立場だったらどうする?」と問い詰められているようで、とても他人事として観ることができませんでした。

ただ、最終的にちょっと綺麗にまとめ過ぎていたのは肩透かし。物語としてはこういう終わり方しかないのかもしれませんけど、現実はもっとドロドロなんじゃないかと思うのです。

いずれにせよ、原作とは構成などをだいぶ変えているそうなので、原作は読んでみようと思います。

七つの会議/日本経済新聞出版社

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