「終電バイバイ」('13) | Marc のぷーたろー日記

「終電バイバイ」('13)

濱田岳さんが毎回違う主人公を演じ、毎回違う駅で終電を逃してしまう男を描いたオムニバスドラマです。

TBS「終電バイバイ」公式サイト
Wikipedia「終電バイバイ」

年齢不詳の濱田岳くんの個性が活かされ、高校生から社会人まで様々な役を「自然に」演じていたのは良かったです。

でも、それ以外は…。

「濱田岳くんが大好き♪」という熱烈なファンならPVとして楽しめるかもしれませんが、内容がこれっぽっちも面白くなかったのは残念。題材の目の付け所はいいんですけど、脇のキャラクターが極端過ぎる上に、「ありえねー」と突っ込むしかない現実離れした話ばかりで、小劇場の芝居ならともかく、テレビドラマとして観るには、作り手側の自己満足ばかりが鼻について仕方ありませんでした。

深夜枠は若手クリエーターの実験の場とも言えますから、その目的としてはこれもアリだと思いますけど、小劇場や素人演劇のノリをテレビドラマに「そのまま」持ち込むのは工夫がなさ過ぎます。